RZ250Rのクランクを交換して、YSPで言われた「500kmまで5,000rpm」の慣らし走行が終わりました。
今日は、首都高、東名高速、小田原厚木、箱根ターンパイクと走って最終確認してきました。エンジンを上まで回せるって素晴しい、そう感じた一日でした。
本日の走行は300km、燃費はリッター19kmでした。
以下、私の体感による確認結果です。
■加速性能
時速100kmに到達する時間が早くなった。
高速で合流したり、または料金所から発信するとき、時速100kmに一気に到達できるため、流れに乗るのが楽になりました。
■ウイリー?
1999年の購入時は、一気にエンジンを回すと、7,000〜8,000rpm辺りでフロントが持ち上がる事がありました。今日は、10,000rpmまで回しましたが、フロントは全く持ち上がりませんでした。これは、パワーが戻らなかったのか、それとも私の乗り方が上手くなったのか、どちらなのかは分かりません。
■高地でのパワーロス
これに関しては、パワーアップは感じませんでした。高地だと空気が薄くなるため、パワーが落ちてしまうのは以前と同様です。箱根ターンパイクの上りなら、3〜4速がちょうど良いのも同じです。
ただ、以前は3速と4速のどちらもしっくり来ない場所があったのですが、3速のまま上の方の回転を使う事ができるようになったので、滑らかに走る事ができるようになりました。
■高速道路
以前は、7,000rpmが上限だったので、他の車を追い越すのが厳しいときがありました。今日は上の回転を使う事で、楽になりました。
■レスボンス
エンジンが滑らかに回るようになって、レスボンスが良くなったように感じます。
■エンジンブレーキ
エンジンブレーキが弱くなりました。以前は、下り坂でギアを2つ落とすと、ガックンとバックトルクが来ていました。今日も試してみましたが、エンジンの回転がスルスルと上がって、バックトルクが小さくなっていました。
■振動
ハンドル、ミラーの振動は増えたように思います。特に、5,000rpm前後が一番振動が多く、両方のバックミラーが震えて、後方がブレで見えるようになりました。
■燃費
リッター15〜17kmだったのが、17〜20kmと好燃費になりました。修理してからは高速道路が多かったせいもあるとは思います。ただ、山道を含んでも17km前後だったので、修理前はパワーロスしていた部分があったという事なのかもしれません。
■アイドリング
キャブレターの動きが悪く、以前は2,000〜2,500rpm付近でアイドリングしていました。掃除してもらったところ、1,000〜1,300rpmという正常位置に戻りました。ただ、発進時に何度かエンストして、2ストの低トルクを改めて実感しました。
11時頃、箱根の大観山は霧(というより雲ですね)に覆われていました。東京は30度超の暑さですが、ここは寒いくらいです。