フレームにオイルが付着していたので、原因を調べるためにRZ250Rのガソリンタンク、サイドカウルを外しました。
■2ストオイルタンク
そうしたら、2ストオイルタンクのセンサー部から、オイルが漏れてました。タンク上部の黒いフタのように見えますが、ここからじわーっと垂れてました。オイルを満タンにしていたので、揺れて漏れたのかもしれません。でも、以前はここから漏れることはなかったと思います。もしかして、接着が劣化して隙間ができたのかもしれません。
そして、 2ストオイルのタンクを留めるステーが折れてました! 樹脂やゴムのパーツが割れていることは時々ありましたが、金属パーツは初めてです。これは、ちょっと凹みました。
仕方ないので、タイラップで補修しました。1本だと不安なので2本使いました。
■エアクリーナー
そして、エアフィルターも交換しました。前回は2010年、走行距離41,750kmだったので、このフィルターは6年20,00km使ったことになります。何度か洗浄しているので、塊としてのゴミは付着していませんが、やはり色々な空気が通るので汚れています。
そして、新品のフィルターをセットしました。表面がすごく綺麗です。
■タイヤ
タイヤの空気圧調整をしたのが2ヶ月前だったので、現在の空気圧をチェックしました。
あれ!? 空気圧が上がってます。いつもは前1.95、後2.15にしてますが、前2.05、後2.3 になってました。気温が上がって、空気が膨張したようです。
今回は空気を入れずに、抜くだけの調整をしました。
■点火プラグ
始動時、右気筒だけチョークを引いたような燃焼をしていました。おかしい感じがしたため、点火プラグの状況を見ようと回すと、簡単に回りました。あれ!? これは、プラグのねじ込みが甘かったようです。プラグ先端はオイルの付着が多いようには感じられなかったので、今回は何もせずにグッと締め込みました。
でも、チョークを引いたような状態は改善しませんでした。原因は他にありそうです。
■チャンバーステー
チャンバーステーのネジが緩んでました。原因は振動でしょうか。ここも増し締め。
■ホイール清掃
CRC5-56を吹いたボロ布で、ホイールをさっと拭きました。後輪は排気されるオイルや、チェーンオイルで結構汚れます。洗車時に洗剤で洗ったり、雑巾でゴシゴシ擦ったりしましたが、今ひとつ綺麗になりませんでした。
CRC5-56だと油が綺麗に落ちます。もしかしたら、塗装には良くないかもしれませんが、数年やってて塗装剥げはないので大丈夫だと思います。
■チェーン注油
ワコーズのチェーンルブをひとコマずつ吹いて、1時間放置。跳ねも少なくて、気に入っています。
うーん、オイルの付着を調べるだけだったのが、なんだかんだで色々と不具合が見つかりました。触るって大事ですね。