水平対向エンジンとは違う、対向ピストンのエンジンがあるようです。高効率で排ガスもクリーンだとか。EURO5などの排ガス規格に適合しているのか、ちょっと分かりませんが、2ストエンジン(ディーゼル)なんですよね、これ。
Yahoo!ニュース「米国発、新構造の高効率エンジン 対向ピストンとは?」
2つのピストンが近づいたり、離れたりすることで、吸気・圧縮・燃焼・排気の工程を2ストロークで実行するようです。そして、ピストンが両側にあるために、シリンダーヘッドが不要という面白い構造になっています。
そして、開発している会社「achates Power」のサイトがこちらです。
http://www.achatespower.com
ピストンの動作が理解しやすいように動画もあげられています。
“We Might Save the Internal Combustion Engine by Flipping It on Itself”
説明文には opposed piston と書かれているので、Yahoo!ニュースの「対抗ピストン」ではなく「対向ピストン」の方が正しいと思います。動画でもピストンが向き合って動いてますし。
ただ、バイクに乗せるとなると、エンジンのサイズが問題になりそうです。。クランクが両端に必要だと思うので、乗せるとなるとシリンダーが前後の水平置きになるような気がします。
まあ、なんにせよ、内燃機関にもまだまだ改良の余地があるということなんでしょうね。