ずーっと不思議で、疑問に思ってました。
バイクのギアチェンジはなぜ、1速と2速の間にニュートラルがあるのか。しかも、微妙なちから加減で操作しないと、ニュートラルに入らないような作りになっているのはなぜか。バイクに乗っている自分を想像しながら、勝手な想像をしてみます。カブみたいなロータリー・チェンジもありますが、それは今回は忘れておきます。
N-1-2-3-4-5-6の場合
Nが一番下だと、シフトダウンした時に、最後にニュートラルに入ってしまいます。1速までシフトダウンするのは、停止する場面が多いと思われます。その場合、エンジンブレーキをかけつつ、前後のブレーキもかけていきます。で、停止直前になってコンッコンッとシフトダウンしてさあ止まろうという最後の場面で、スーっと進んでしまうみたいなことが起きてしまいます。
前に車両がいる場合、ぶつかりそうになって冷や汗をかくという状況が想像できます。
1-2-3-4-5-6-Nの場合
逆にニュートラルを一番上にしたら、6速の次に幻の7速に入れようとしてニュートラルになってしまいます。体は加速体制なのに、バイクが失速して姿勢が崩れて危ないです。追い越しをかけるような場面だった場合、後ろからくる車両から追突される可能性もあります。
両端にニュートラルがある場合を想像してみましたが、どちらの場合でも走りづらい、というか危険です。
発進するとき
そして、停止状態から走り出すとき、ギアはニュートラルから1速または2速に入れます。ということは、ニュートラルと1速と2速の間にあった方が便利です。自分もRZ250Rの発進は、1速または2速を使います。
ニュートラルが3速と4速の間だったりすると、走り出すときはN→3→2→1とシフトダウンする事になって、時間も足数もかかります。車種によっては、停止状態だとギアチェンジしづらいものもあります。経験している方も多いと思いますが、アクセスを少しあおってあげないとギアチェンジできないことがあります。そういうことも考え合わせると、やっぱり、1速と2速の間にニュートラルがあるのは自然です。
微妙なちから加減
なぜ、ニュートラルにするときは微妙なちから加減を要求するのか。それについても考えてみます。
これは、足で操作する事にも一因があると思われます。足は力がありますが、手ほどの微妙な動きは出来ません。なので、走行中は、チェンジペダルを上げるか踏むかの操作になるわけです。
停止状態ならいいですが、走行中に1/2だけ上げるなんて出来ません。ということは逆に、2→1または1→2とギアチェンジする場合は、微妙なちから加減が必要なニュートラルを飛び越していきます。これ、走行中のギア抜け防止にもなっているように思われます。
中途半端なギアチェンジを要求することが、ベストかどうかは分かりませんが、ベターな選択肢なのだと思います。
ニュートラルの状態を「エンジンとタイヤの連結を切る」とするなら、クラッチを握ることでニュートラル状態を実現できます。足で操作するシフトチェンジに組み込むのではなく、手元に「ニュートラル・レバー」を設置しても同じですね。ただ、そういう車種が見当たらないことを見ると、何か理由がありそうです。それは、また今度、気が向いたときに想像してみます。
Nが一番下だと、シフトダウンした時に、最後にニュートラルに入ってしまいます。1速までシフトダウンするのは、停止する場面が多いと思われます。その場合、エンジンブレーキをかけつつ、前後のブレーキもかけていきます。で、停止直前になってコンッコンッとシフトダウンしてさあ止まろうという最後の場面で、スーっと進んでしまうみたいなことが起きてしまいます。
上記の説明だと、むしろ1速の下にNがあった方が
より安全に走行出来る事になります。
Nは、停止時しか使用しませんし
発進時もギアを上げるだけで発進出来ますから、よりクラッチ操作に集中出来ます
足の構造上、微妙な力加減が出来ないと言うなら
足の上下だけに特化して、それ以上操作が出来ない状態にすれば安全性が上がると思いますが?
確かに、Nが一番下にある方が確実にニュートラルに入るし、あげれば1速になるので分かりやすいと思います。
ただ、エンジンブレーキかけながらシフトダウンして停車するときに、最後でギヤ抜けみたいな状態になるのが危険ではないかと思うんですよね。
ボトムニュートラルだと停止時にニュートラルに入ってしまうとエンジンブレーキが効かなくなり危険です。
コメント、ありがとうございます。
私も、1速の外側にニュートラルがあるのは危険だと思います。
同意見の方がいて嬉しいです。