YZF-R25慣らし1,000km終了で感じたこと

YZF-R25 慣らしの1,000kmを走りました!

初回点検は無料なので、YSPで診てもらったところ特に問題なしでした。エンジンオイル、オイルフィルターを交換しました。

1,000km走ると、各所が柔らかくなるというか、動きがスムーズになってきます。特にリアサスペンションが変わりました。最初は跨ってもほとんど沈まなかったのが、数センチほど沈むようになりました。走っていても、動作しているのがわかります。

そして、上限8,400rpmの制限が外れたので、今後は100km走行ごとに1,000rpmずつ上限を引き上げていきます。

ここで、RZ250Rから乗り換えて、気づいたことや違いなどを列挙してみます。

・取り回し

フルカウルというのは、こんなに取り回しが良くないんですね。ハンドルの切れ角も小さいし、フロントが重いし、駐輪場に入れるのが大変です。

・地球ロック

ワイヤーで地球ロックしたいのですが、ワイヤーをフレームに通す場所がありません。仕方ないので、リアサスペンションにワイヤーを回しています。タイヤにワイヤーを通すのは簡単ですが、それは意味がないんですよね。タイヤを外されたら盗まれちゃいますから。

・横風に強い

車重が増えたこともあるのでしょうが、RZ250Rより横風に強いです。川の上を渡る橋などでも安定して走れました。

・ブレーキが効く

握っただけちゃんと効きます。やはり30年の差が大きいんでしょうか、RZよりも強い制動力がありました。まだ強く握ったことはありませんが、パニックブレーキみたいな状況でどうなるのかは、これから試してみます。ただ、ABS無しなんです。ちょっと慎重に試す必要がありそうです。

・ハンドルが近い、ステップが前過ぎ、シート幅広く足つき悪い

タンクに被さるように伏せると背中の曲がりがキツイです。ハンドルが近いように感じます。そして、足を乗せるステップをあと数センチ後ろにしたいですね、足を降ろすとぶつかるし。コンパクトな位置関係というか、175cmの身長には少し小さいです。そして、シート幅が広くて、股関節が広げられて若干ですが痛いですね。そのシート幅のこともあって、シート高の割には足つきが良くないです。

・スロットルに対する反応がモワ〜っとする

どの回転域からでも(といっても上限8,400rpmですが)、ドコドコと加速していきます。でも、どの回転域でも何だか反応がモワ〜っとしてる感じです。RZ250Rはスロットルとエンジンが直結しているダイレクト感がありましたが、YZF-R25はそのダイレクト感が弱いですね。キャブレターとフューエル・インジェクションの違いでしょうか。

・振動が少ない

エンジン、シャーシは旧モデルと同じです。ですが、レンタルして乗った旧モデルより、明らかにエンジンの振動が少ないし、動作がスムーズです。そういえば、YZF-R6をレンタルしたときは、慣らしもしていない走行数キロの車両でした。借りたYZF-R25も、慣らし走行していなかった可能性があります。機械の擦れとかブレとかの諸々をちゃんと慣らしていった方がいいんでしょうね。

・サスペンションが硬い

YZF-R25の旧モデルをレンタルしたとき、サスペンションが柔らかくてフワフワでした。でも、2019年モデルは明らかに硬いです。これは、とても良い変更だと思います。高速域での姿勢が、旧モデルよりも安定していると思います。

・低回転でのドンツキがある

2気筒ということもあって、低回転からのエンジンのドンツキがあります。これはFIでも仕方ないんでしょうか、それとも調整可能なのでしょうか。

・ヘッドライトが両目点灯で明るい

LEDヘッドライトの常時点灯は便利ですが、スイッチ操作しないために点灯しているのかどうなのか不安になります。ただ、とても明るいのはいいですね。電球色よりも白が強くて見やすいです。

そして、2019年モデルを購入する理由のひとつだった両目点灯、これはいいです! 旧モデルも購入するか迷いましたが、片目点灯であったこと、電球だったこともあって結局、買いませんでした。

・ハザードランプは便利

RZ250Rから乗り換えて一番便利だと感じたのは「ハザードランプ」です。渋滞の最後尾に追いついた時、割り込みさせてもらったときなどに使います。本来の使い方ではないですが、路上での慣習となっているので、ハザードが使えるのはいいです。

・液晶メーターパネルは反射で見えない

視認性が良いと言われていて、確かに日中でも見えなくなるというようなことはありませんでした。ただ、表面で太陽光が反射するので全く見えないこともありました。反射防止フィルターなどを貼ることを考えています。

・コーナーで安定している

標準タイヤはラジアルタイヤだと思っていたら、バイアスなんだそうです。そのタイヤが太いからなのか、サスペンションのせいなのか、それともシャーシが良いからなのか、どこの性能によるのか分かりませんがコーナーでの安定性がいいですね。

それにしてもコーナーに限らず、人間側がやることが減ってます。バイクが色々とやってくれます。跨ってスロットルを捻るだけです。

・トルクがある

これはもう、2ストと4ストの違いです。3,000rpm 6速でも、坂道で加速します。

・スタンド出したままだとエンストする

サイドスタンドを出したままだと発進できません、エンストします。そして、1速にいれたままだとセルモーターが回りません。この辺りはコンピューター制御なんでしょうね。

・ストップランプはスイッチ感

フロントのブレーキレバー、リアのブレーキを操作すると後ろのストップランプが点灯します。その操作感がスイッチをカチッと押す、安っぽい感じです。

・スロットルでのガソリン噴出量調整

FI がガソリン噴出量を調整してくれるので、右手がヒマになりました。RZ250Rのときは、右手のスロットルで適正なガソリン噴出量を調整していました。エンジンのレスポンスが良い、乾いた排気音になる量を探っていましたが、そういうことが不要になりました。いや、8,400rpmまでしか回せない状態だったので、もっと高回転まで使うと違ってくるかもしれません。ここは、これから様子見ですね。

・左足が暖かい

左足の親指付近が暖かいことがあります。レーシングブーツを履いているので、若干暖かいレベルです。夏にどうなるのか、こちらも様子見です。

慣らし走行が終わって、YZF-R25にもかなり慣れてきました。これから、もっと走ります。

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