暑い東京を逃れて、山で涼んできました。また、このコースは以前、RZ250Rで走ったこともあります。YZF-R25を買ってから、RZ250Rと同じ場所を走って違いを確認することが多いです。
東京から下道で約4時間。やっと箱根ターンパイクに到着しました。
ターンパイクの登りは、トルクで登れる4ストは楽です。RZのときは、ガソリンの濃度を右手で調整しつつ、パワーバンドを維持しつつの走りでした。速度調整は右手のスロットルではなく、エンジン回転を維持しながら左足のギアチェンジで行ってました。なのに、同じ排気量のYZF-R25は6速でもドコドコと走るわけです。2ストに比べたら、どの回転域でもフラットにパワーが出ていて、山も谷も無いように感じます。
ところが、ターンパイクで大観山に登っても暑くてグッタリ。気温は20〜23度だったようです。せっかく暑い東京から逃げてきたので、これはもう、富士山に行くしかないようです。
ということで、芦ノ湖スカイラインを通って、御殿場に抜けます。
で、やってきました富士山五合目。ここは涼しい〜
ガスってますが、向こう側には駿河湾も見えます。
やっぱり、4ストの運転にはまだ馴染めていません。RZのクセが抜けずにスロットルをラフに戻すので、ガクガクッと姿勢が崩れます。ただ、登り下りともに、小さいRのコーナーが続くので走るのは楽しいですね。R25は、バイクを倒した時の角度維持がRZよりはるかに楽です。バイクに身を預けて、クルンと向きを変えてコーナーを走り抜けることができます。
ところで、五合目の飲食店はひとつだけでした。まだ山開きしていないために、お客さんはほとんどいません。ストープが常設だったり、酸素ボンベが売られていたりと、ここが高地だと感じます。
ここが山だと実感するのは、水です。とろろ蕎麦(900円)を食べたら、水が付いてきました。食堂内を見ると給茶器の類がありません。「水は買ってください」との張り紙もありました。箱根ターンパイクのラウンジでも書かれていましたが、水は水道管が通っているわけではなく、わざわざ運んでくるんです。
富士山スカイラインにある「森の駅 富士山」。ここで休憩しましたが、景色がいいです。駐車場も広いので、オススメの休憩場所です。
朝霧メイプルファーム付近では、牛たちが放牧されてました。
湖は涼しいかと思って本栖湖に来ましたが、暑いです。
ぐるっと回って河口湖にきたら、暑いのは変わりませんが富士山が綺麗に見えました。ただ、湖畔の通りはホテルなどが建っているために、道路は混雑してます。ツーリングには向かないですね。
■本日のルート
往路は一般道のみで箱根を通って、富士山を一周しました → google map
そして復路は、東名高速に乗って東京まで一直線 → google map
google mapの表示だと往復で約350kmですが、富士山五合目まで登ったり、あちこちウロウロしたので450kmほど走りました。トータルの燃費はリッター34kmくらい。山に登ったわりには優秀です。2スト車と比較して、燃費変動が少ないようです。それに、2ストオイルも要らないので、リッター18kmだったRZよりも総合燃費はかなり安上がりですね。