教習所、レンタルで乗った最近のバイクで戸惑ったことなどを書いてみます。これまでに所有したバイクで一番新しいのが、今乗っているRZ250R(1XG)です。ということで、約30年前の車輛しか知りませんでした。大型二輪教習やレンタルバイクでは現行車輛に乗ったので、えっ!? なんで!? なるほど! と思う事がありました。
ヘッドライトはOFFが無い
最近のバイクは、ヘッドライトは常にONなんですね。なので「HIGH / LOW」の切替スイッチがあるだけです。RZ250Rは「OFF / Position / ON」と「HIGH / LOW」の2つのスイッチがあります。レンタルしたときは、いつもライトHIGH / LOWスイッチがどこにあるのか質問してしまいます。
液晶表示
メーターパネルに液晶が使われています。スピード、ギアポジション、ODDメーター、TRIPメーターなどなどが表示されてました。RZ250Rは全部アナログ式。アナログ針式でスピードとタコ、それからオイル警告などのランプがあるだけです。ユーザーへの情報量は液晶が有利ですが、スピードとタコはアナログ針表示の方が分かりやすいですね。
スタンド出しっ放しでエンジンストール
サイドスタンド出したまま発進しようとすると、エンジンがストールします。走行中にスタンドが引っかかると危ないということなのでしょうが、最初は壊れたかと思って焦りました。
車種によってはスタンド出したままでも発進できましたが、XJR1300、GSX-R600はストールしたように記憶してます。
FI起動待ち
キャブレター車はメインキーをONにして即、エンジン始動できました。フューエル・インジェクション車は、起動するのに少し時間がかかるようで、メインキーONの後で数秒待つ事があります。
XJR1300はガラガラと起動音が鳴り終わるのを10秒ほど待ってから、セルを回してました。
バッテリー上がると始動できない
これが一番ビックリしました。RZはバッテリーが死んでても、キック一発でエンジンかかりましたから。
FIの仕組み上、バッテリーがあがっているとガソリンが噴出できないので、エンジンにガソリンが行かないそうです。ということは、押しがけもできないということでしょうか。
セルばかり
何にでもセルが付いてます。教習車、レンタル車、YSPの代車も含めて全てセル始動でした。 YSPで出してくれた代車のトリッカーまでがセルのみだったのは、ちょっと驚きました。
ここ一年で乗ったバイク達を列挙しますが、全てセル始動でした。
XJR1300、GSX-R600、CB1300Ex、W800、トリッカー、CBR600RR、CBR250R
ブレーキが良く効く
XJR1300、GSX-R600などの大型は特に、ブレーキが良く効きます。RZならグッ!と握らないといけない場面でも、人差し指一本で引くだけ。しかも、入力に対してリニアに制動力を発揮します。ブレーキ性能と操作性の向上は素晴しいです。
エンジンブレーキ
これは旧車と現行車の違いというより、2ストと4ストの違いだと思います。スロットルを捻ったときだけでなく、戻したときにもエンジンのパワーがタイヤに伝わります。なので、エンジンブレーキが良く効きます。
2スト車はエンジンブレーキが無いに等しいので、アクセルワークがかなりラフで大丈夫でした。4スト車で走るときは、繊細なアクセルワークが必要になりそうです。