日中の暑さを避けて、夜中に少し走ってきました。
信号で止まるとやっぱり暑いため、高速道路に乗ってぐるっと近所を一周。ですが、体感だと時速100kmに近いはずなのに、スピードメーターは「60」くらいを表示してます。タコメーターも6,000〜7,000rpmぐらいのところを指しているようです。体感速度とタコメーターは一致してます。よくよく見てみると、スピードメーターがマイル表示になってました。ということは「時速60マイル x 1.6 = 時速99km」ですね。なぜマイル表示になったのか不思議ですが、自分の速度感覚が案外ちゃんとしていることにも驚きました。
また、「走るときはキロメートル表示にするように」といった趣旨のことも書かれていますが、そんなこと言われても出掛ける時に取扱説明書なんて持ち歩かないので、出先では表示を直せません。
で、マルチファンクションパネルの左下にボタンがあります。左がSELECT、右がRESET、です。SELECTボタンを何度か押してオドメーターを表示、そしてSELECTボタンを長めに押しました。
ということで、キロメートルに戻すことができました! 体感速度の数字はキロメートルですから、メーターに表示する数字が一致していないと気持ち悪いので、これで安心して走れます。
ヤマハのWebで取扱説明書をダウンロードできます。新車を買ったので製本された取扱説明書を持っていますが、オンラインで参照できるのは便利です。あっ、そうですね、iPhoneにこのPDFをダウンロードしておけば出先でも調べられます。
そういえば、走り出す前にガソリンを入れました。もしかしたら、トリップメーターのリセット操作をする時に、押し間違いをしていたのかもしれません。
初めて、マルチファンクショパネルの説明をきちんと読みました。“マルチ”と書かれているように、様々な機能があったり、表示方法を選ぶことができます。1986年発売のRZ250Rのメーターは単機能で、メーターやインジケーターの数がそのまま機能数でした。ギアポジション、ガソリン残量、時計、トリップメーター(その2)、オイル交換警告なんてありませんでした。コンピーターや液晶を搭載することで多機能化が簡単になったのでしょうが、それにしても2019年発売のYZF-R25との33年の差は大きいですね。
とはいうものの、個人的にはこんな多機能は不要です。RZ250Rの時にも困ったことはありません。機能が限られている分、非常に直感的に理解できましたし、バイク側で不足しているところは人間側が補えばいいと思ってます。それに、操作するのに説明書が要らないということが、優秀なインターフェースだと考えています。また、懐古趣味とか新しいもの拒否症とか言われそうですが、アフターパーツでアナログのタコメーターとスピードメーターがあれば、すぐに交換したいですね。