久しぶりの250cc 4気筒である、KAWASAKI Ninja ZX-25R について気になることがあります。慣らしの上限が4,000rpmらしいのです。メーカーの取扱説明書で確かめてみたら本当でした。 ( 川崎重工 取扱説明書検索 )
※ZX-25Rで箱根に行った話しはこちら → 「ZX-25Rをレンタルしてみました」
走行200kmまでは4,000rpm、走行350kmまでは6,000rpm、走行1,000kmまでは控えめな運転? と指定しています。レッドゾーンは17,000rpmですよね? 4,000rpmは17,000rpmの23%、6,000rpmは35%です。随分と慎重な慣らしを要求しているようです。
ちょいと気になったので、他の250ccオンロードスポーツ車がどのような指定になっているのか調べてみました。
■YAMAHA YZF-R25は2気筒でレッドゾーン14,000rpm、慣らし運転は上限8,400rpmです。8,400rpmは14,000rpmの60%です。 ( ヤマハ発動機 取扱説明書検索 )
■HONDA CBR250RRは2気筒でレッドゾーン14,000rpm、あれ!? 慣らし運転の回転数は明記されていません。 ( ホンダ 取扱説明書検索 )
■Suzuki ジクサーSF250は単気筒でレッドゾーン10,000rpm、慣らし運転は上限5,000rpmです。5,000rpmは10,000rpmの50%です。 ( スズキ オーナーズマニュアル検索 )
CBR250RRのように回転数指定が無いのは置いといて、YZF-R25やジクサーSF250と比較して、ZX-25Rの慣らし回転数上限は異様に低いようです。予想するに、4気筒車両はエンジン部品点数が多いために、ゆっくりと慣らすことを要求しているのかもしれません。本当の理由はわかりませんが、慣らしは運転は大事ですね。慣らしをきちんとやった自分のYZF-R25と比較して、慣らしをしていないレンタル車両のエンジン振動の多さは明確でしたし。
それから、もうひとつ気が付いたのは、メディアの試乗動画で「高回転サウンド」についての言及が多い割りにはレッドゾーンが高くないことです。2気筒車両のYZF-R25 14,000rpm、CBR250R 14,000rpmに対して、4気筒のZX-25Rは17,000rpmです。ざっくりとした計算だと「14,000rpm X 120% = 17,000rpm」です。そう、20%しか違わないんです。てっきり、20,000rpmくらいまで回るのかと勝手に思ってました。
まあ、でも、レンタルが出たら乗ってみたいですねぇ。4気筒エンジンの滑らかさを体験したいと思います。
レンタル819でZX-25Rレンタル開始しましたね!
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コメントありがとうございます。
そうなんです、レンタル819さんでZX-25Rの取り扱いを開始したようですね。
東京で扱うようになったら、皆さんが走って慣らしが終わった頃に借りてみるつもりです。