YZF-R7チラ見せ動画から妄想

YZF-R7のプロモーション動画と思われるものが、ヤマハUSAのYoutubeチャンネルで短時間だけ公開されました。現在は削除されています。

youtubeで限定公開と設定すると、動画リストには表示されず、動画のURLを直接入力する必要があります。ただ、今回はYZF-Rシリーズの動画をまとめた「Welcome to R World」という再生リストに登録されていたために、そこから見ることができました。

最初は再生回数が3回だったので、ヤマハUSAのYoutube担当者が確認用に再生しただけのようです。ただ、あっという間に再生回数が増えて、数時間後には動画が削除され、翌日には「Welcome to R World」という再生リストも削除されてしまいました。

youtube担当者が公開設定を間違えたのか、それとも意図的にチラ見せしたのか分かりません。でも、5月18日の正式発表に対して、期待がさらに膨らんだのは確かです。

■YZF-R7の位置付け

YZF-R6の街乗り用バージョンと考えていいように思います。

次の写真はサーキット走行シーンで使われた車両(ブルー)ですが、峠走行シーンの車両(ブラック)から不要な部品をはずしただけのようです。(ミラー、ウインカー、ナンバープレート、側面反射板、タンデムステップ) ワインディング走行の車両と比較するとよく分かります。

ただ、ハンドル位置が随分と低いんですよね。

ステップ位置は、MT-07よりもバックステップになってました。(左側 : YZF-R7、右側 : MT-07)

「毎日乗れるスーパースポーツ」が売り文句のYZF-R25よりも、サーキット志向に感じます。でも、R25/R3ユーザーが大型のYZF-Rシリーズに乗り換えるとき、R1ではなくライトなテイストのR7という中間排気量の選択肢ができたことは良かったですね。R1はガチなレーサーですから。

■電子制御

ABSは付いてますね、ブレーキディスクの内側に滑り検知用のプレートが見えますから。

問題はそれ以外の電子制御があるのかどうか。「レースで勝つ」ことを意識するならクイックシフターやトラクション・コントロール、そしてIMUなどは必要でしょう。でも、それならYZF-R6を存続させた方が良いと思います。異なる車両を出すからには、ターゲットが違うはずです。

MT-07ベースなら、ABSのみと考えた方が良さそうです。価格も安くなるし。

■乗り換える?

RZ250Rからの乗り換えは、YZF-R6が第一候補でした。ただ、暑いんですよ。信号で止まるとカウルから熱風が上がって来て、夏でなくても汗だくになります。街乗りは無理と判断して、YZF-R25を選択しました。YZF-R7がMT-07ベースということは、馬力はYZF-R6の60%ほどの73馬力です。熱風が低減している可能性はありますね。

YZF-R25に2年ほど乗っていますが、特に問題はありません。でも、どうしてもRZ250Rのパワーと比較しちゃうんです。R7ならパワーの問題はなさそうです。

なんだかんだ言っても、まずは日本で売るのかどうか、そして価格がどうなるかですね。MT-07が税込80万円ほどなので、できれば税込90万円以下にしてもらえると買いやすいと思います。エンジンやフレームの開発費はMTシリーズで回収しているでしょうから、カウルや倒立フォークなどの装備追加がありますが、YZF-R7は製造コストのみを考慮した値付けで何とかなりませんかねぇ。

そして、大型二輪の免許を取っておいて良かった。中型免許のみのときと比較して、車両選択の自由度が格段に広がりました。

■動画から気がついたこと

動画を見直して気がついたことを書いていきます。

サーキット、ワインディングのどちらのシーンでも、フロントフォーク先端には調整するためのダイヤル(オレンジ色)が見えます。これは標準装備かもしれません。

また、ヘルメットのアゴ部分を入れるために、タンクが凹んでますね。それから、ブレーキフルードのサブタンクが気になります。ラジアルポンプなのかも。

フロントはダブルディスク、リアはシングルディスクです。

シングルシートカウルがオプションであるのかもしれません。

タンデムシート横は、R1/R6のような穴あきカウルになってます。

ウインカーの一部がポジション灯として点灯してました。ウインカーとして動作するときは、一斉に全点灯するのか、それともシーケンシャルタイプでしょうか。

今日は2021年5月16日(日)です。

はやく5月18日(火) 22:00になって欲しい。ヤマハの発表が待ち遠しいです。

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