関東が梅雨入りしたばかりの2021年、筑波サーキットで全日本ロードレースを観戦してきました。
天候は、6月19日はずっと雨のウェット、6月20日は朝少し雨でしたが晴れてドライでした。
全クラス(JP250, J-GP3, ST600, ST1000)の、ウェットとドライのレースを観られたなんてお得感満載でしたね。
それにしても、ST600とST1000は赤旗祭りでした。両クラスともにレース1&2で赤旗が出ました。ST600のレース1は赤旗後に再開したとき、5周という超々スプリントレースになってました。筑波サーキットは1周大体1分ですから、5周のレースなんて5分なので一瞬です。
また、今回は1コーナーの内側に張り付いてみましたが、JP250やJ-GP3だと3台や4台が横並びで入ってくるので非常に面白いです。(日陰が無いから暑いですが)
また、Youtubeで公開されているタイムラップは便利でした。少しタイムラグがあるようですが、順位とタイムが分かります。
そして、恒例のポケバイ模擬レースも開催されました。ちびっこ(5〜10歳だったと思います)が、ポケバイで本コースを走っていました。本日、筑波サーキットを走った、唯一の2ストローク車両です。この中から、MotoGPライダーが生まれるかも。
しかし、心配なのはST1000です。やっぱり1000ccは速いんですよね。日曜日レース2のトップ作本選手のベストは56秒542でした。
一方、筑波サーキットのJSB1000コースレコードは55秒142です。その差は1.5秒ありません。
筑波サーキットでJSB1000を開催しないのは、設備の安全面が1000ccの速さに追いついていないことが理由だったと思います。ST1000があまりにも速いと、筑波での開催がなくなる可能性があります。1000cc車両のレースは華があるので、観ていて楽しいですが、事故は起きて欲しくありません。
それから不思議だったのが観客数です。新型コロナウィルスの感染拡大を防ぐために、土日ともに1,000人分の前売り券しかありませんでした。なのですが、観戦スタンドもサーキット内も、お客さんはいつもの半分くらいはいたように感じました。メインスタンドには関係者枠で入場したスポンサー応援団がいたから、そう感じたのかもしれません。
最後に、筑波サーキットで食べたものです。1日目はお好み焼き(500円)、2日目はケバブ(800円 チキンのLサイズ)。毎回、出店してくださっていて、筑波サーキットは飲食設備が弱いので非常に有難いです。
楽しいレース観戦でしたが、雨の中をバイクに乗ってサーキットに行くのは、やはり大変でした。バイクは積める荷物に限界があるし、人間も雨ざらしで濡れるし。大会2日目は、1日の中で雨から晴れに変わって暑くなり、服装が悩ましい日でした。
バイクのレース観戦は、バイクで行きたいと考えてます。1日ずっと晴れならバイクで行きますが、もし雨の予報になるようなら、次は車で行くことも検討しようかと思います。
と、そんなことを考えさせられることはありましたが、2日間でバイク成分を大量に吸収することができたので満足です。2日間通し券が3,600円、それで8レースを観戦できたんですよ、こんなお得なことはありません。