WGP500も走っていた唯一のMotoGP ライダー、ヴァレンティーノ・ロッシ選手が2021年を最後に引退すると発表してしまいました〜 (T_T)
オートバイのレースを観るようになった頃、ヤマハのウェイン・レイニー選手がWGP500で3年連続チャンピオン(1990〜1992年)をとっていました。1993年にレース中の事故でレイニー選手が引退してしまい、レースへの興味が薄れてきていました。
ロッシ選手を注目するようになったのはレースで勝つ姿を見る機会が多かったこともありますが、ピットやパドックの真剣な話をしている場面でも、カメラを向けられると笑顔で手を振ってくれたからです。カメラを無視してスタッフとの会話を続けたり、無表情で手だけ振る選手が多い中、サービス精神旺盛な姿が印象的でした。
後から知ったことですが、レース優勝後のウィニング・ランで面白いイベントをやってくれるのも見つけて、さらに好きになりました。ゴール後にライダーが観客席に手を振ることはよくありましたが、それだけでなくコントのようなものを見せてくれました。トイレに行きたいから速く走ったとか、スピード違反で警察に捕まったりしたのは有名です。
オフィシャルなビデオが見つからなかったので、YouTubeで公開されているものをリンク貼っておきました。
ロッシ選手には、「お疲れ様でした、楽しいレースをありがとう」と言いたいですね。42歳という年齢で、自分の子供みたいな伸び盛りの選手たちと競い合う姿はアスリートでした。
MotoGPはロッシ選手を観たいから観戦しているので、これからは誰を応援すればいいのか。来年もMotoGPは観戦しますが、誰か応援する選手が決まらないと力が入らない気がします。真剣な勝負はもちろん観たいですが、それにプラスしてエンターテインメントとして魅せてくれるライダーが他にいないんですよねぇ。