きな臭い噂が流れていた鈴鹿8耐ですが、2週間近く経ってやっと順位が確定しました。
最終結果(PDF)によると、1位 33 Team HRC、2位 10 Kawasaki Racing Team Suzuka 8H、3位 1 YOSHIMURA SERT Motul というゴール順位そのままでした。
FIM EWCのサイトでは詳しいことが書かれていませんが、FIM本部で検査して結局、違反は無かったみたいです。しかし、なぜ2週間近くかかったのか、違反が疑われたのはどのような内容だったのか分かりません。その辺りは今後、漏れ伝わってくるでしょう。ドロドロした政治的な闇の理由ではないことを祈ります。
今回の鈴鹿8耐は、久しぶりに「強いホンダ」の走りを見ることができました。2015年から新型YZF-R1を投入したヤマハ4連勝、2019年はSBKチャンピオンのジョナサン・レイ選手が走ったカワサキの優勝と、ここしばらくのホンダは何か歯車が噛み合わないままで、優勝争いから遠ざかっていました。様々な意見はあるでしょうが、「強いホンダと立ち向かうライバルたち」の構図となったほうが、8耐は盛り上がると思います。
鈴鹿8耐が無事に開催されたことで、10月のMotoGPもてぎ戦もいけそうな気がしてきました!