ゴールド免許だと5年ごと更新であるため、いつも少しだけ浦島太郎状態です。
投稿日:2023年2月19日
運転免許の更新時に必ずある講習。以前は警察?を引退したおじいちゃんの世間話に付き合う時間でした。全く論理的では無く、根拠が希薄なおじいちゃんの話しを聞く時間はただ苦痛でした。でも、それが今は知識の更新を図る貴重な時間に変わっています。配られるテキストも、最近の法律変更、新設された罰則などが記載されています。
あっ、でも、警察署で更新していますが、現地ではビデオを見る時間が多いですね。人による説明は少しです。帰って来てから、テキストをつらつらと読んでいます。
ちなみに運転免許が更新できる場所は、たとえば東京の場合ですが「更新手続の場所」に書かれています。警視庁の「運転免許試験場での更新手続き」には講習時間と手数料が書いてあります。
講習時間 | 手数料 | 試験場 | 更新センター | 警察署 | |
優良運転者講習 | 30分 | 3,000円 | ○ | ○ | ○ |
一般運転者講習 | 1時間 | 3,000円 | ○ | − | − |
違反運転者講習 初回更新者講習 | 2時間 | 3,850円 | ○ | − | − |
令和3年のゴールド免許(優良運転者)の講習で配られたのは2冊でした。
・わかる 身につく 交通教本
・東京の交通安全 安全運転のしおり
■そして、令和3年一番のトピックは「煽り運転」でした。SNSやYoutubeに煽り運転の動画が沢山アップロードされたこともあり、話題になりました。
1.煽り運転に罰則
2.高齢者の更新時運転技能試験
3.第二種免許の受験資格見直し
4.自転車、駐車・停車、初心者マークの規定見直し
5.携帯電話使用の罰則強化
6.運転経歴証明書の交付要件
7.自動運転の規定整備
8.高齢運転者の臨時講習、認知機能検査
9.準中型免許の新設
10.第二種運転免許の補聴器条件
なぜ6項なのか分かりませんが「定格出力20.0kw超の電動自動二輪車を大型自動二輪車と区分する」という記述もあります。
■その前の平成28年のトピックは「環状交差点」でした。これ、各地で導入されてニュースにもなりました。初めて見たのは軽井沢で、どうやって走ればいいのか分からずに混乱したことを覚えています。
1.環状交差点
2.病気理由による免許取消時の再取得
3.免許取得・更新時の質問規定
4.免許所持者の病気届
5.病気理由による免許停止
6.病気理由による免許取消者の再取得
7.放置違反金のコンビニ納付
8.免許取消処分者の講習受講
9.悪質・危険運転者への対策
10.矢印信号の規定(右折信号でUターンできる)
11.手数料改定
12.運転経歴証明書
13.聴覚障害者の運転可能車両を拡大
14.高齢者マークの新デザイン
15.運転免許仮停止の対象範囲拡大
16.自転車運転者講習
17.自転車の検査規定(罰金)
18.軽車両の路側帯通行(自転車レーン)
19.自転車一方通行の標識新設
こんな感じで、最近の情報を入手することができます。というか、手数料を払って、時間も拘束されるのですから、何か得るものがないと勿体無いです。それに、最近の更新講習は有用だと思います。知識を更新するために、絶対に受講してテキストを入手するべきだと思っています。
なぜこの投稿を書いたかというと、ヤングマシン誌の記事を読んだからでした。
【ビギナーQ&A】“平成35年”のバイク免許に要注意! 更新忘れがちな平成表記、自分の免許をいま一度確認!
平成30年1〜4月に更新した優良運転者(ゴールド免許)の方は、次の更新タイミングが平成35年になっています。それ、今年(令和5年)なんですよね。この記事を読んで、そういえば最近の免許更新講習やテキストは変わったなぁと思い出したので、忘れないうちに書いてみました。