東京都の島は本当に「品川ナンバー」なのか、八丈島で確認してきました。
投稿日:2023年11月26日
一部の界隈で、品川ナンバーの価値が高いと聞いたことがあります。かなり前ですが、車を買った友人が「居住地以外で駐車場を借りて、品川ナンバーを取得した」と話していました。
一方、東京都の島は、品川ナンバーだと聞いたこともあります。八丈島(google map)に行く機会があったので、その噂を確かめてみました。
■自動車のナンバープレート
何台か撮影したので、列挙していきます。乗用車は軽自動車が多かったように思いますが、確かに全部が品川ナンバーでした。
そして、工事用のトラックも品川ナンバー。
バスも品川ナンバー。
スクーターは八丈町でした。これは、他の地域と一緒ですね、車検が無い二輪車は自治体に納税しますから。
■警視庁
そして、八丈島が東京都である証拠も見つけました。
警察署ですが、「警視庁八丈島警察署」となってます。他の自治体では「○○県警、道警、府警」ですが、東京都だけは東京都警とならずに警視庁です。なので、ここ八丈島が警察の管轄でも東京都だと分かります。
ちなみに、八丈島空港には「警視庁八丈島警察署空港警備派出所」がありました。
■道路
また、道路の方でも東京都の記載があります。
東京都合同庁舎の案内看板。
ここは、八丈島空港前の大通りですが、「都道216号」の標識がありました。
ちなみに、島内の道路で制限時速50キロの標識を見つけたのは八丈空港道路だけです。他の市街地では大体40キロ。細い道だと30キロでした。ただ、ほとんどの車両が制限速度以内で走ってます。たまに+αの速度を出している車もいますが、23区内のような+20と30といった速度の車は見ませんでした。「狭い日本、そんなに急いでどこに行く」という交通標語がありましたけれど、八丈島ではどこへ行くにもスピードを出して急ぐほどの距離はありません。
■バイクは見ませんでした
残念ながら、走っているバイクは見かけませんでした。たまにスクーターがいるくらいで、趣味のバイクは一切見てません。民家の軒先に停まっているヤマハ セローと思われるものを一台だけ見つけましたが、他にはホントに全く見かけませんでした。
■八丈富士が目印
高い建物がなく、真ん中に空港があるという街の作りのおかけで、そこかしこから八丈富士が見えます。カーナビやGoogle mapを頼って移動しましたが、八丈富士を見て進む方向が間違っていないことを確認できるので安心です。
ということで、「八丈島は品川ナンバー」を目撃することができました。知識としては知っていることでも、実際に自分の目で見るとまた違いますね。これで、「八丈島は品川ナンバーなんだよ」と知識+経験で小ネタにできます。
■余談
今回はレンタカーを借りて移動しましたが、バイクで走って楽しいかと問われると微妙です。道の舗装があまり良くないんですよ。街の中心部、空港周辺は23区内と変わらずにアスファルトは平面ですが、少し離れると凸凹です。特に八丈富士に登る道は、バイクでは危険だと感じるほどに穴だらけでした。八丈島はオンロードバイクでツーリングするには不向きかもしれません。
そうそう、ガソリンはリッター196円でした。先週、自宅付近で給油したときは163円でしたから、+36円ですね。ガソリンは高いです。