大型二輪の教習車は軽くなった？

投稿日：2024年2月11日

Youtubeでバイク動画を観ていると、「立ちゴケ」動画が引っかかってくるようになりました。目立つのは大型二輪の女性。もしかして、大型二輪の教習車両が軽くなりすぎて、実際に購入するバイクとの重量差が大きくて、扱いきれていないのかと思い調べてみました。

現在、大型二輪教習車は HONDA NC750L しかないようです。YAMAHA MT-09はヤマハ運営の教習所で使用されています。自分は一般の教習所で大型二輪講習を受けましたが、その時はXJR1300でした。

それぞれの車両重量を記載しました。(車体重量 / 教習装備付き) の表記となっています。ヤマハの方は教習車両の重量記載ありませんでしたが、ホンダがベース車両 +10kg となっているので、大体そのくらいだろうと +10kg しています。

HONDA NC750L (2016年)　217kg / 228kg
HONDA NC750L (2022年)　218kg / 228kg
YAMAHA XJR1300L (2010年)　245kg / (255kg ??)
YAMAHA MT-09 (2023 年)　189kg / (199kg ??)

一番重い XJR1300 は 255kg で、現行の教習車であるNC750 は 228kg です。いずれにしろ200kgを超えるバイクで教習して、大型二輪の免許がとれているんですよね。2024年1月21日に、排気量とパワーウェイトレシオの相関関係を投稿しました。その時に調べたら、日本メーカーの現行SS系車両で一番重かったのは、HONDA CBR650R の 208kg ですからね、教習車より軽いんですから重量が原因ではないように思います。

でも、自分のYZF-R7は車両重量188kgで、教習車と比較すると軽く感じますが、たまに転けそうになる危ない場面はあります。特に危ないのは段差ですね。車道と歩道の段差に、斜めでアプローチするときは危険です。でも、バイクに乗ってウン十年ですが、そういえば立ちゴケしたことないですね。立ちゴケしそうな危ない場面では、その前に、立ちゴケしない一番安全な方法を考えてからバイクを動かしてます。

あれ!? もしかして「バイクの挙動がどうなるか」を考えないで不用意な運転をしているとか？

とりあえず、あまりにも立ちゴケ動画が出てくるので、Youtubeの設定を一度リセットしようと思います。