RZ250RにK2テックのチャンバーを装着

RZ250RにK2テックのチャンバー (ストレート TYPE-1) を装着しました。

これまでに着けたチャンバーは、純正品、ゼスチャンバー、そしてK2テックです。

純正からゼスチャンバーに変更したときは、その軽さが嬉しかったです。計ったわけではありませんが、手に持った感じでは半分になりました。

で、今回、K2テックに変更したのですが、まずパワー増に驚きました。500〜1,000rpm分のパワーが、全回転域で追加されたように感じました。吹け上がりも軽いし、別のバイクに乗っているようです。こういう言い方をするとゼスチャンバーに悪いですが、ゼスがただの直管だったのかと思うほどです。

街乗りでは、以前と同じようにスロットルを開けると、スピードが出すぎます。

高速道路でも、走行中の加速力が増したように感じます。合流するときに加速すると、ウイリーはしませんがフロントが少し浮き気味になります。また、減速時のエンジンブレーキは以前同様に弱いです。ギアを落とすと、エンジンの回転数が軽く上がっていきます。

音質は、排気音は低音成分が多めでした。でも、チャンバー本体はカンカンと鳴ります。このカンカン鳴るのは、聞いているとゾクゾクする、いい音です。

試走した時に高速PAで写真を撮りました。もう夜になったので、背景は真っ暗です。 IMG_4743-0.JPG

装着して走って、気がついたこと。
・ネジを締めると、位置調整など不要で、車体にぴったりと装着された。専用設計の為せる技でしょうか。
・エンジン排気口に付ける丸ガスケットが不要だった、高かったのに ………
・走ると、500〜1,000rpm分のパワーが上乗せされたように感じる。
・発進加速が増加した。
・アイドリングが若干あがって、 1,800〜2,000rpm になった。
・チャンバーが、カンカン鳴る。

 

作業中のシリンダー排気口。ガスケットを削りとってキレイにしたつもりです。少し汚れて残っているのは、素人作業ゆえ。液体ガスケットってゴム状になるんですね、知らなかった。YSPが補修して液体ガスケット入れてくれてましたが、輪ゴム状になってました。
IMG_4744-0.JPG

買ったものの、結局は使わなかった純正ガスケット。このガスケットをエンジン排気口とチャンバーの間に挟むんですが、入れると隙間ができてしまいます。高いんですよ、ひとつ1,700円位だったかな、これ。
IMG_4745-0.JPG

2014年モーターサイクルショーの頃は、YZF-R25を買う気満々でした。

昨年のクランク交換と、今回のチャンバー交換で、以前とは見違えるようなバイクになったので、R25を買うのはまだ先でいいような気がしてます。

※ 2015/08/02 追記
不要と思われたガスケットですが、7月にプライマリドリブンギアを修理したとき、YSPで取り付けしてくれました。チャンバー取り付けネジをグイグイと締めて、ガスケットを思い切り潰して良いのだそうです。

YSPでチャンバーを外した時は、ガスケットのスペースに溜まっていたオイルが、ダラダラと垂れてきたとのこと。オイルは全て外に排出されるべきなのですが、それが残っていました。

それから、チャンバーを取り付ける時は、液体ガスケットを使って密閉性を高めたほうが良いそうです。そうすることで、チャンバーがしっかりと働くということでした。

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